読書の部屋2−5 




『うつくしい子ども』 石田衣良 文春文庫 久しぶりに心に残る小説でした。本の帯に『弟は、なぜ殺したんだろう?』と書かれているので、犯人が主人公の弟であることはすぐにわかるのですが、そこへ至る過程を少年が解明していく姿が実に見事に描かれています。少年が通う中学校の生徒管理の異常さとか、少年と友人たちとの交流とか、唯一大人として関わってくる新聞記者の存在とか、実に見事に出来ている小説だと思います。石田衣良、恐るべし。






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         by YOKO@ぴよ          (2003/03/24)